<手掌多汗症>手術後、異常発汗で提訴、「説明不足」と患者(毎日新聞)
手のひらに汗をかきやすい「手掌(しゅしょう)多汗症」の手術を受けたところ、別の部位から異常発汗するようになったとして、東京都墨田区の会社員男性(28)が25日、富山県高岡市の病院に約5000万円の賠償を求め東京地裁に提訴した。別の病院で同じ手術を受け同様の症状に苦しむ20代と30代の男性2人も近く、東京地裁に提訴する。
訴えによると会社員男性は99年、脇の下の交感神経を切除する「胸腔(きょうくう)鏡下胸部交感神経切除術」(ETS)を受けたが、手から汗をかかなくなった代わりに、日常的に胸から下に大量の汗をかき、頭に熱がこもるなどの症状が出ているという。 男性は「医師が副作用の可能性について、事前に十分な説明をしてくれていれば、手術を受けておらず、術前よりひどい症状に悩まされることはなかった」と主張している。 同種の訴訟は関東地方などで相次いでいる。「術後の症状は相当に重く、医師は可能な限り事前説明をすべきだった」と病院側に賠償を命じた判決(東京高裁、09年4月)もある。【伊藤一郎】 【関連ニュース】 無免許はり治療:肺傷つけ死亡 院長ら逮捕 大坂 無免許はり治療:大阪の副院長ら逮捕 肺損傷で主婦死亡 人工歯根:使い回しの疑いで歯科医院立ち入り検査 愛知 厚労省:「漢方」「はり」治療データ蓄積、人材育成を提言 厚労省:公共的空間での喫煙 「原則禁止」を通知 ・ <訃報>林忠四郎さん89歳=宇宙物理学者、星の進化を研究(毎日新聞) ・ <気象庁>大津波警報を津波警報に変更(毎日新聞) ・ 病院建設現場でクレーン横転…1人重体(読売新聞) ・ <鳥インフル>「感染源は不明」最終報告 愛知・豊橋(毎日新聞) ・ <JR京浜東北線>品川駅で男性転落し死亡 3万人に影響(毎日新聞)
by zrn7lmhhmc
| 2010-03-04 03:43
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